4月20日土曜日に、「障害者スポーツ支援センター松本サンスポートまつもと」に於いて、サポートスタッフ講習会が行われました。
CFMの『みんなのスポーツプロジェクト』で活躍するインストラクターの5名が、学びに参加しました。
参加したインストラクターから、気づきと学びに溢れた時間の報告がありました。
本日の講習は、講義としてサンスポートさんの活動紹介や障害のある方へのサポートについて、のお話をお聞きし、その後は全て実技の講習となりました。
下記の3つのグループに分かれており、各々が参加致しました。
◆やよい インストラクターより
『知的障害のある方も楽しく参加いただくためにはどのような工夫や変換が必要か?』というテーマで、それぞれグループワークを行ないました。
知的障害のある方の特性をお聞きし、グループで実際に動きながら、様々な道具に変換してみたり、体制を変えてみたり、と楽しみながら皆で考えることができました。
ついつい、「こうするべき!」と決めがちなところも、別の方法があったり、解決策があったりで、グループメンバーの様々な目線で考えることができ、あっという間の時間でした。
サンアップルの太田さんもそうでしたが、サンサポートまつもとの矢崎さんも、とても熱心にお話ししてくださいました。
どんな方も、「自分でも出来た! 楽しかった!」という思いになれるよう、日々考え工夫されているという矢崎さん、大井さんの姿に、私たちにも共通する大切な事だと改めて思いました。
◆なかの みや インストラクターより
15人前後の参加者が3グループに分かれ、各競技スポーツを障がい者対応にアレンジする工夫を学びました。
障がいの有無に関係なく指導現場でも声掛け・見せ方など『成功体験』を積み重ねて楽しめるルールや用具の創意工夫が無限∞を感じました。
また参加された皆様も、グループ別のワークショップで感じた事もあったかと思います。ぜひ共有させてください。
◆kayoko インストラクターより
グループワークをして、改めていろいろな視点があり、固定観念にとらわれたはいけないなぁと思いました。
私達は参加してくださった方を、「いかに楽しませるか、ヤッター感を持ってもらえるか」が大切なんだと感じました。
障害のあるなし、年齢に関係なく、楽しくなければ参加したく無いですよね!?
動きの変換、選択肢を増やし、誰でも楽しめる物にしなけばと感じました。
◆山田美由紀 インストラクターより
『共にたのしむ!』サンスポ矢崎さんの言葉です。
指導をする側…楽しませる側
指導を受ける側…楽しませてもらう側
ではなく、どちらも自分自身が『楽しむ』ことが大切だと。
自分も相手も楽しむために、どんな工夫をしたらいいのか?
どんな指導をしたらいいのか?
その過程すらも楽しむのだと‼️
そして小さな成功の一つ一つを共に楽しむ‼️
とても大切な事を教えていただいた様に思います。
指導者🟰上からな立場にたたず、受け手側と同じ目線でスポーツの楽しみを「案内」していける指導者を目指したいと思いました。
◆みずほ インストラクターより
サンスパートスタッフ講習会に参加させていただきありがとうございました。
スタッフの方々の熱意ある姿勢と楽しそうな姿に、ここが大事なところなのだなと思いました。
障害のある方は1人として同じ方はいなくて、できることや理解できることはみんな違っていて、でも、「みんなできた時に嬉しいヤッター!って思うのは同じなんだなぁ」とお話を聞いてきて分かりました。
成功体験のハードルを小さくしておいて、小さな階段を出来るだけ細かくいくつも作って、何度も成功を体験を積み重ねることでやる気を引き上げていっているそうです。
そこを一緒に楽しく体験していく事でお互いの信頼感が得られ、楽しく運動できるとの事でした。
私はボッチャ担当になりましたが、ボッチャを見たこともなく、ルール何も知らずに昨日初めてルールを教えてもらいましたが、「なんともルールや得点が難しいスポーツだな」と思いました。
これをどうやって障害をお持ちの方が出来るのかと最初は思いましたが…
色々な道具を使って当たったら嬉しいねとか、転ばせられたら嬉しいねって、常識にとらわれず、成功体験が出来るスポーツにしていくことができました。
サポートスタッフさんの大切さもお聞きしましたので、サポートスタッフ登録をして、自分にできることは少しでもやっていきたいと思います。