公民館は、地域住民のために社会教育に推進する拠点施設として中心的な役割を果たしております。
公民館は仲間同士が「つどう」「まなぶ」「むすぶ」ことを促し、人づくり・地域づくりに貢献してます。
生涯学習センターは、さまざまな学習活動ができる多様なスペ-スをそなえているだけでなく、生涯学習にかかわる情報の提供や相談に応じる機能のほか、他の施設とネットワ-クをすすめる施設です。
長野県は、公民館の数が日本一多い県です。
本館・分館を合わせた数では、2位の山形県・埼玉県が約500館なのに対し、長野県はなんと3000館以上あるとのこと。
どこまでを公民館と定義するかによって数は変わってきますが、長野県の公民館や生涯学習センターは、全国一でダントツに多いのは明らかなのです。
なぜそこまで多いのでしょうか?
教育県長野と言われるほど、戦前から教育活動が盛んで、住民による自主的な文化団体が多く発足しておりました。
さらに、信州は公民館の設置に早くから取り組んでいました。
そして、県が地区ごとに公民館の「分館」の設置を奨励していたことなどが挙げられます。
このすざましい数の公民館の中で、料理教室・手芸教室・陶芸教室・舞踏教室・太鼓教室・健康体操教室など数多くのカルチャースクールが開講されておりました。
これが、教育県長野と言われる所以なのです。
素晴らしいではありませんか!
誇らしいではありませんか!
ただ、今現在はそれが裏目に出ている気がします。
緊急事態宣言や蔓延防止措置が発令され、大多数の公民館が使えません。
使えないと全ての教室がストップしてしまう。
趣味といえど生き甲斐を見失ってしまう。
運動もできなくなり、健康などにも二次被害が生じている。
公民館活動が主な先生やインストラクター達も食べていけなくなる。
そうなれば、教育や文化や伝統がストップし、運動もできないので健康も損なわれます。
借りれる場所がないのは困る…
レンタルスタジオの存在意義を改めて考えました。
公民館が使えなくなった時… どうすればいいのか…
そこで、スタジオ花を、レンタルスタジオとして門戸を広げました。
個人でレッスンを行いたい方や、各種教室の開催、サークルの練習やトレーニングなどにご利用いただけます。
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