一体コレは何なのだ?
CFMのオフィスに櫓(やぐら)みたいなのが…
これは「TRX」というパーソナルで行なうトレーニング機械を安全に使うための櫓(やぐら)なのです。
TRXって何?って思われる方もいらっしゃるので、ご説明いたします。
TRXは米国の海軍特殊部隊によって生み出されたものです。
海軍特殊部隊の隊員が、駆逐艦や空母などに乗船期間中、マシントレーニングやフリーウエイト器具がない状況で、「身体のコンディショニングや筋力を維持するために何か良い方法はないだろうか?」と模索されておりました。
その結果、柔術のベルトをつなぎ合わせて鉄柱などに引っ掛けるトレーニング法を思いついて、ベルトを利用したトレーニング法の利点や可能性が見出されたところから発展していったトレーニングアイテムなのです。
TRXは、それ1本さえあれば自室のドアに引っ掛けたり、電柱、公園の鉄棒や木などに引っ掛けてどこでもトレーニングが出来ます。
さらに、身体の角度を急角度にしたり、片足立ちでトレーニングをしたりすることで、強度を高めることも出来ます。
また、安定したマシンで座って行うのではなく、不安定な吊り輪(ベルト)を使って、自分の体重をコントロールしながらトレーニングを行ないます。
その結果、筋力と同時に、バランス感覚を刺激出来るのです。
さらに、TRXは、多くのエクササイズ(ストレッチ含め300種類以上出来ると言われている)において、身体を真っ直ぐ保持した状態をキープして行なわれております。
したがって、体幹トレーニングやファンクショナルトレーニングとして定義づけられて紹介されることも多いアイテムなのです。
このようにエクササイズの多様性とファンクショナル的要素、どこでも出来るという便利性、トレーニングの斬新さで、TRXは海外でも日本でも一気に広まっております。
TRXは、ウエイトトレーニング同様、筋肉を形成することが研究でわかりました。
“Journal of Sports Science and Medicine”では、普段トレーニングはしていない健康な36人の男性に、週3回、7週間サーキットトレーニングをしてもらいました。
半分には従来のトレーニング(プレス、スナッチ、カールなど)をウェイトやケーブルトレーニングと共に、もう一方にはBOSUボール(バランスボールに似たトレーニングアイテム)と共にTRXでの同様のトレーニングを課しました。
その調査の結果、筋力、握力、スピード、ジャンプ能力の改善率はどちらも同じくらいであることがわかりました。
副理事長の百瀬(ミドリ~ヌ)を中心に、CFMではTRXの指導者を拡充させております。
さらに、指導者側も「TRXの指導者向け勉強会」を開催したりして、日々勉強を重ねております。
それだけTRXは機能性に富んだ素晴らしいモノがあり、自信をもって提供できます!
CFMのパーソナルトレーニングの一部としても導入しております!
またパーソナルトレーニングに、ご興味がある方は、CFMパーソナルトレーニング のところを、ご一読くださいませ。
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