2016年5月22日(日)17時からラーラ松本の会議室でCFMの総会が行なわれました。
総会の流れは下記の通りです。
1.開会の挨拶
2.理事長挨拶
3.議長選出
4.議事録署名人の選任
5.議事録作成者任命
6.審議事項
7.議長解任
8.閉会の挨拶
ダンスやヨガのインストラクターとして活動している普段の姿とは、縁遠くかけ離れ、非常に堅苦しくみえますが…
これは、CFMというNPO法人が国に認可された組織なので、必ず行なわなければならない国家の法律として決まっていることなのです。
6番目の審議事項がメインとなりますが、去年の活動と会計報告、今年の事業計画と予算案、役員の改選などが審議されます。
尚、去年のCFMの事業実績は下記の通りです。
普段、皆様の目に止まらないところになっているのかも知れませんが、世のため人のためCFMのため(笑)、一生懸命頑張っております。
僕らの活動を知っていただければ幸いです。
ますます高まる健康意識に対し、実際に運動する場所と機会が少ないことに対しての問題点に重点を置き活動を展開しました。
イベント事業や健康講座で運動する機会を少しでも増やすことと、指導者として活躍できるまでサポートする育成事業を行ない、少しでも指導者を増やすことで、将来的に問題解決に繋がるよう活動しました。
増加すべき指導者の数には、まだまだ達しておりませんが、少しは貢献できました。
また、組織として、今後取り組むべき新たな課題も見つけられました。
CPR講習会
会員・非会員向けに、日頃から“いざ”という時、命を守るために知識を身に付けておくことが必要であることから企画しました。
年度の始めに命と安全について考える良い機会となりました。
定期的に行うことが大切だと思いました。
坂城町介護予防教室
月に1回60分間、70歳代の方を対象に介護予防についての講話や軽体操、家でもできる簡単な筋トレやストレッチを行い、運動不足解消、健康な身体作りへの意識を高めることを実践しました。
運動に対して無関心だった方に、体を動かすメリットを知ってもらい、筋肉をつける必要性を意識づけすることが出来ました。
松本山雅FC地域貢献事業
松本市の委託を受け、CFMと松本山雅FCが3年間で市内36か所の福祉広場を訪れ健康教室を行うという事業の2年目でした。
1会場約1時間半という時間の中で、簡単なリズム運動・筋力トレーニング・ストレッチや、選手も加わってのレクリエーションなどを行ないました。
この時間を通じて、体を動かす楽しさを感じて頂けたと同時に、CFMという組織の存在のPRにもなりました。
松本市役所職員研修健康管理講座
松本市役所職員対象のリフレッシュ講座です。
1講座30分、勤続年数、役職別に対象を絞り実践的なストレッチやヨガを行ないました。
30分という短い時間と、限られた環境でのリラクゼーションという難しい内容は、結果として指導者のスキルアップにも大きくつながりました。
FIT&TRXイベント
フィットネス愛好者を対象としたダンスとTRXを組み合わせたイベント事業です。
県内外のインストラクターがレッスンを展開し、様々なレッスンを体感していただき、モチベーションの向上とフイットネス継続の意識向上に繋がったと思います。
太極拳体験
山田充宏氏”を特別講師として招き、初級・中級者向けの2本立てで実施しました。
太極拳だけでなく、温泉+懇親会も取り入れ、参加者同士の仲間づくりを行ないました。
初めての方でも太極拳に慣れ親しんで頂いた反面、中級者とのレベル差が出てしまいましたが、懇親会などを取り入れたことでその後の太極拳参加に繋がりました。
松川村ヘルススタディ
松川村との初コラボ企画です。
“聴く”・“動く”・“くつろぐ”のすべてを体感できる学びの2時間でした。
広範囲に呼びかけ、村内外から大勢の参加がありました。
元Jリーガーのメンタルトーク、なかなか体験できないTRX、松川村在住のインストラクターによるピラティスを行ないました。
欲張った内容でありましたが、心身について考えるきっかけとなるイベントとして、手ごたえを感じました。
今後の行政との取り組みという意味でも、収穫の多いイベントでありました。
新春チャリティイベント
“健康体操”・“ステップ&ストレッチ”・“ダンス”・“バラエティ”と、初心者向けとフィットネス愛好家向けのレッスンで構成しました。
4時間という時間を楽しんで頂き、収益は寄付の方へ回しました。
本来、フィットネスクラブで行っているような内容のレッスンのも含めて、今回は一般の方々を対象として行ないました。
一般の方が、新年早々に運動を求めているか不安ではありましたが、予想していた人数を超えて、多くの方々が参加してくださいました。
これは、近年における、健康志向の高まってきた傾向の現れもあると考えられます。
当団体の企画するイベントなどへの期待も感じられたことで、今後の取り組みの大きなヒントとなりました。
健康体操指導者育成
“楽しく”・“正しく”指導できる指導者育成を目指し、全5回で行ないました。
効果的で継続に結び付けられるスキルを、実践的に経験して学ぶことで、即戦力となって活躍できるよう取り組みました。
育成後は、山雅事業や地域サポーター事業において、指導サポートとして一緒に取り組んだり、デイサービスや障害福祉センターなどの現場で活動してもらってます。
椅子deヨガ養成講座
11月と2月に、毎週日曜日、全5回で実施しました。
地域の健康促進を目指して、椅子を使ったヨガの指導者を育成しました。
椅子を使うことで、初心者でも気軽に行うことができ、高齢者も安心して行えることから、今後の企業からのニーズが高まる中、CFMの事業の一環としても、養成講座の実施や育成などは、大きな強みになると確信しました。
また、受講生の生き甲斐にも繋がりました。
ダンス指導者育成講座
ヒップホップの基礎を学びたい方(ステップ、体の使い方など)、教職員を中心に、ダンスの指導に携わりたいと考える方を対象に、全4回で行ないました。
受講資格を教職員等に限定し、参加者を特定することで、ダンスを苦手としていた方の参加に繋がりました。
また、参加者一人一人のニーズに応えるパーソナル的な方法は、より理解しやすく、即実践できると好評でした。
椅子deヨガセミナー
初心者、デスクワーカー、高齢者への指導の幅を広げたい指導者の為の椅子に座って手軽に行える「椅子deヨガ」のセミナーを開催しました。
このセミナーを受講して、地域の皆様の為に即実践して活躍の場を広げられるとの感想を頂きました。
セルフリリースセミナー
「筋膜リリース」を学び、自身の教室、レッスンの中でお客様に体の改善方法を提案できるテクニックを細谷美加氏を講師に迎え学びました。
指導技術を学ぶと共に、新しいジャンルへ取り組むきっかけとなり、スキルの向上に繋がりました。
また、指導者の意欲を刺激、第2弾の開催の実現へ結びつきました。
TRXスキルアップセミナー
TRXの資格を取得している指導者の知識とセッション力の向上を目的に、養成講師の細谷美加氏を招き勉強会を行ないました。
指導者自身の状態に気付き、より効率の良いトレーニング方法を選択するスキルが向上しました。
また、指導力の向上だけでなく、このような機会は情報交換の場となり、幅も広がりました。
シナプソロジー普及員養成
長野県の「元気づくり支援金」を活用して教育トレーナーの藤井直子氏を迎え、2日間にわたって開催しました。
認知症予防のクラスの拡大、アスリートへの脳からのアプローチ、一般の方へのコーディネーション能力の向上など、指導分野の拡大に繋がり、新たに15名の受講者がシナプソロジー普及員の認定を受けることができました。
体力づくりサポーター資質向上研修
松本市役所からの依頼で、全6回に渡り、地域の健康づくりをサポートする女性中心に構成されたメンバーに簡単な運動の指導の仕方をより実践的に学んでもらいました。
研修を通じて、指導することの楽しさ、やりがい、喜び、そして大切さを感じてもらえました。
CFMのPRにも大きな意味がありました。
よさこい
“塩尻玄蕃祭り”“諏訪湖よさこい”などへの参加を目標に、定期的な練習会などで体を動かし、会員同士、他団体との交流を図り、親睦を深めました。
大きな利益を生み出す事業ではありませんでしたが、心身の健康づくりを目指す当団体の取り組みとして、会員とのコミュニケーションも深まり、運動不足の解消となりました。
何より向上心を刺激されたことで多くのことを学ぶ機会となりました。
松本盲学校
全盲、弱視とさまざまな生徒を対象に、ダンスを教えました。
目が不自由ということで、指導はほぼ口頭で行い、弱視の方やサポートの先生に振りを覚えてもらい、細かな部分は皆に共有してもらうようにしました。
ダンスを通して性格が明るく前向きになり、精神的な安定が見られるようになった生徒もいました。
また、新聞に取り上げられたため、反響が大きかったです。